ドラマ「おいしい給食 season4」1、2話最速プレミア上映会&トークイベント オフィシャルレポート

ドラマ『おいしい給食 season4』1、2話最速上映会が9月30日(水)に東京・新宿の新宿ピカデリーにて開催され、主演の市原隼人をはじめ、共演の山本千尋、橋本偉成、綾部真弥監督が上映前の舞台挨拶に登壇。ドラマ放送後の劇場版第5弾の製作決定も発表された。

舞台挨拶の冒頭、市原は役の甘利田先生として客席に登場! 「season4」の舞台となる沖縄の暑さに苦しむ姿から、おなじみのダンスまで、全力のパフォーマンスを汗だくになって披露し会場は興奮に包まれる。

この日のスクリーンの席数は580席だが、抽選には約5000の応募が集まったとのこと。市原は「同じ役を8年、演じ続けております…」と笑いつつ「最新作が完成し、こうして皆様にお届けさせていただけるのは、ひとえにこの作品を好いてくださる皆様のお気持ちの賜物であります」と観客への感謝を口にする。

2019年にシリーズが始まり、8年目に突入したが、市原にとって甘利田先生という存在とは? という質問に市原は「(先ほどの熱いパフォーマンスのせいで)なんか、メガネが曇ってるな…」と何度も繰り返して観客の笑いを誘いつつ「本当に言葉にするのがすごく難しいのですが、役者としても、作り手としても、忘れてはならないことをいつまでも学ばさせていただけるかけがえのない存在です」と単なる役柄を超えた甘利田の存在の大きさを語る。そして、新シーズンについて「今回のテーマは全力を惜しまないということ」と語り「シーズンを重ねることの難しさを改めて感じさせていただきました。「season4」ならではのものを生み出せないか? と奮闘しましたが、沖縄がそれをさせてくれました。沖縄の強い日差しとちょっとトロピカルな空気感で、たがが外れました(笑)。回を増すごとに、いままで見たことがないシチュエーションで、甘利田、そして全ての登場人物の面白みが増しています」と見どころを明かしてくれた。

新ヒロインの体育教師・平良美晴を演じる山本は、以前から『おいしい給食』シリーズが大好きだったとのこと。「ヒロインとして出られるんだっていう喜びが非常に大きかったです」と目を輝かせる。この日は、首からストップウォッチを下げた“体育教師”ルックでの登壇となったが、山本は「ヒロインの先生といえば、かわいいワンピースを着ていて、甘利田先生に影響されて成長していくというイメージだったんですけど、まず出された衣装がこの黄色のTシャツと赤のパンツだったので(笑)、『あれ? ちょっといままでのヒロインとかわいい服のレベルがかなり違うぞ…?』とは思ったんですけれども…」と苦笑を浮かべつつ「いまは胸を張って、このジャージが一番似合っていると思っております! いままでのヒロインの方とはちょっと違うかと思いますが、ぜひ美晴先生も応援していただけますと幸いです」と呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。

そんな気になる美晴先生のキャラクターについて、山本は「甘利田先生よりも強いです! 甘利田先生を『幸男先生』と呼ぶくらい、振り回すようなヒロインです」と明かし、甘利田先生との関係性についても「職員室のシーンがありますし、『アクションシーンはあるんですか?』みたいなコメントもいただきまして、それはちょっとどうなるかまだ言えないんですけれども、とにかく私は、市原のキレッキレの動きに終始惚れておりました(笑)」と語った。

そして、今シーズンの甘利田の新たな給食ライバルとなる転校生・當間レン役を演じる橋本は自身の役柄について「ご覧の通り、緑の帽子をかぶっているかわいい子なんですけど(笑)、ちょっと不思議な子でもあり、すごくアイディアマンな子でもあります。給食バトルのシーンでも、アレンジをして面白い給食をつくるので、ぜひ楽しみにして見てください!」とアピールした。

また、市原の印象について尋ねると、橋本は「初めてお会いしたのが衣装合わせだったんですけど、『おはようございます』と言ったらニコニコと笑って返事をしてくださって、『もう一生、甘利田先生に付いて行こう!』って気持ちになりました。ダメなことはきちんと『ダメ』と言ってくれて、良かったことはハグして褒めてくれる、本当に作品思いで、人思いな方で、役者として、人として尊敬できる人だなってずっと思っています」と市原への尊敬の思いを熱く語る。

一方、市原は橋本について「大好きです!」と語り、スタッフや共演陣からも愛される橋本の人間性を絶賛。そして「いままでのライバル生徒の中で、一番給食を食べていたと思います。『どこに入るんだろう?』って(笑)。なんとか殻を破ろうと一生懸命、奮闘している姿を拝見して、私が学ばさせていただきました。(撮影当時)13歳という、本当に思春期のかけがえのない時期を共にいさせていただき、忘れられない時間を過ごさせていただき、本当にこれ以上ないくらい感謝しています」と30歳近く歳の離れた橋本への敬意と感謝を口にした。

綾部監督は、「season4」の甘利田について「給食が大好きで給食のために学校に来ているそのことには一点の曇りもなく、自分の給食道を突き進むというブレない人なんですけど、実は柔軟なところもあって、今回の『season4』では、“あること”にチャレンジします。『甘利田先生、これやるんだ!?』と驚かれるようなチャレンジが、サイドストーリーで待っています。給食を美味しく食べるためには、変わるべきところは変わり、柔軟に受け入れるところは受け入れるという、魅力的な甘利田先生が新たに出てきますので、ぜひ放送お楽しみいただければと思います」と甘利田先生の変化にも言及し、観客の期待を煽る。

沖縄が舞台ということで、メニューも沖縄ならではのものが数多く登場するよう。綾部監督は「これから見ていただく1話は、わりと皆さんの知ってるようなソーミンチャンプルーが出てくるんですけど、回を重ねると、もう全く『なんだこれ?』という、名前を聞いてもイメージできない沖縄ならではの料理が異世界給食として出てきます。知らないメニューはぜひお父さん、お母さんにつくってもらったり、みんなで調べてみてもらえると『沖縄ってこんな料理もあるんだ?』というのがわかるので、いままで見たことのない沖縄料理も楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけた。

そして、この日、新たに2027年春の公開予定で、劇場版第5弾が製作されることが発表された。市原は「映画はドラマに増して、物語性を深く掘り下げていけますので、平先生やレンとの関係性もより深く掘っていきますので、そこもお楽しみいただけると幸いです。そして、サプライズもありますのでぜひお楽しみください!」とニッコリ。山本は「ヒロインからの匂わせとしますと(笑)、ちょっと甘いシーンもあったりするのかな……? なんて(笑)。ぜひご期待いただければと思います」と明かし、会場は期待に包まれる。

舞台挨拶の最後に、市原は「誰かが苦しんでいたり、悲しんでいたり、泣いていたり、ネガティブなニュースを目の当たりにするたびに、おこがましいですが、この作品で希望を提示できないかと、本気で思っております。誰かを笑いものにすることは好きではありませんし、人を笑うことも好きではありませんが、人生で初めて『笑いものになりたい!』と思ったんですね(笑)。甘利田先生は、どんなに滑稽な姿を見せて、恥ずかしい思いをして笑われても、好きなものを『好き』と胸を張って、子どもに対しても、負けたら素直に負けを認めて、人生を精一杯謳歌しようとし続けます。そんな姿をご覧いただき、ぜひ皆さんの活力にしていただきたいと思っていました」と作品に込めた思いを吐露。

さらに「撮影現場では、全力を出し切れているか? 常に不安で、最後の最後の最後の最後まで話し合ったり、考えたり、動き回ったりしながら、7年前と何も変わらず、泥臭く奮闘しました。予定調和になるような日は1日もなく、クランクインして2日目でしょうか…? 気がついたら手の骨にひびが入っていました(苦笑)」と撮影中に気づかぬうちに骨折していたことを明かす。

そして「我々のスタイルはメジャーなやり方ではないかもしれませんが、家族のような全員野球で、全ての部署が総合芸術をなす、稀に見る作品です。そんな愛してやまない作品に触れたり、近くにいれたり、お客様にお会いできることが、すごく嬉しくて、怖くなるぐらい自分は幸せものだなと感じております」としみじみと語り「ちょっと話が長いですが(苦笑)、続きは本編ドラマであの感じていただければ幸いです」と結び、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。

退場時、市原は、上映の時間が迫る中、客席内のあらゆる通路に赴き、観客とハイタッチやハグを交わすという濃厚なファンサービスを敢行! 熱気の中で舞台挨拶は幕を閉じた。

ドラマ『おいしい給食 season4』は10月より、テレビ神奈川、TOKYO MX、BS12 トゥエルビほかで順次放送スタート。

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